ものづくり日本大賞受賞者

　民間企業として初めて単月に２機連続で観測ロケット「MOMO」を宇宙空間に打ち上げる偉業を達成したロケット・ベンチャー。部品の製作から組み立て、打上げに至るまで、すべての行程を内製化することに成功。地域密着で産学官民を巻き込み、一丸となって宇宙産業に挑む。打上げ価格は、従来の国内小型観測用ロケットと比較して約１／１０の低コスト。微小重力時間は、パラボリックフライトと比較して、１０倍程度の長時間。精密機器の搭載も可能な安全かつ低環境負荷の液体燃料。複数機同時製造が可能であり、世界でも数少ない自由に打上げを行える射場を保有している。
　本製品を技術基盤とした超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の開発・打上も計画している。