経済産業大臣賞
製品・技術開発部門

シールドトンネル工事において周辺地盤の沈下抑制を実現する同時裏込め注入装置の開発

受賞者 瀧川 信二:ほか6名
所属企業等 株式会社タック
所在 岡山県備前市

案件概要

  •  都市の地下に、上下水道や鉄道などの社会インフラを構築するためのシールドトンネル工事において使用される、同時裏込め注入装置を国内で初めて開発
     シールド工事の課題は、地盤沈下を抑制することで、そのためシールド機後方に発生するテールボイド(尻尾の空隙)への裏込め注入が重要。本装置は、掘進で発生するテールボイドに掘進と同時に自動で裏込め注入を行う機能を有し、地盤沈下を1/10以下に抑制人力での作業も不要。現在リニア中央新幹線のシールド工事区間の発注を順次獲得している。
     工事実績:国内245件(シェア100%)・海外112件
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