ものづくり日本大賞受賞者

伝統ある産地「南部鉄器」のバリューを生かして、コモディティ化が進む家電製品分野において差別化、高付加価値化を実現。地域活性化のみならず、新しいクールジャパンのモデルとなる事例。

南部鉄器の伝統的な職人の技術と自動車部品などの近代的な鋳造技術を駆使して、仕上がりにバラツキがない炊飯ジャー用南部鉄器内釜の量産化に成功。
蓄熱性の高い鉄で作られた南部鉄器製内釜はIH加熱との相性が良く、理想的なご飯が炊き上がると評判で、高額にもかかわらず大変な人気。薄肉化、高強度化、低コスト化を実現しているので、他の調理器具への参入も可能。