内閣総理大臣賞
製造・生産プロセズ部門

多機能型熱分解装置を利用する高分子材料分析 システムの開発

受賞者 渡辺 忠一 :他5名
所属企業等 フロンティア・ラボ株式会社
所在 福島県郡山市

受賞理由

独自の営業部門を持たないビジネス戦略、大学等との連携による物質データの蓄積により、競合しうる大企業と差別化。上手な提携を可能とするビジネスモデルを確立。 戦略的な競争領域設定を通じてグローバルトップを狙うことができる企業。

案件概要

  • 分析処理能力や信頼性等を大幅に向上させた高分子材料分析システムを開発。素材の熱分解により発生したガスを解析し、材料の組成を迅速かつ正確に同定する。
    熱分解生成物から元の組成を推測するためのデータベース・解析ソフトウエアとの組み合わせにより、分析の効率化・迅速化を実現。熱容量を従来の1/6にした高耐熱性中空セラミックスヒーターを熱分解装置に採用することで、昇温・冷却速度を高速化し、最高加熱温度も拡大。
リストへ