内閣総理大臣賞
製造・生産プロセズ部門

ステンレス鋼の極薄膜発色技術である電解発色法の開発

受賞者 居相 英機 :他4名
所属企業等 アベル株式会社
所在 大阪府八尾市

受賞理由

長期間の開発を通じ、技術的に難しいとされ続けてきたステンレスの高級感、新しい感性価値を提供する表面加工に成功。単なる受託加工を超えた、「高付加価値表面加工ステンレスサプライヤー」に進化。

案件概要

  • ステンレスの質感を損なうことなく、機能性と意匠性を付与させるステンレス鋼の電解発色法を独自に開発。
    約40年の歳月をかけた研究開発により、メッキでもなく塗装でもない、酸化皮膜自体を制御して発色させる新しい表面処理技術を確立。中でも意匠性の高い黒色に特化して事業化に取り組み、鏡面発色ステンレス板材を「ピアノブラック」と商標登録し、ブランド確立と市場拡大を狙う。
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