内閣総理大臣賞
製造・生産プロセズ部門

ヒト型ロボットを活用した生産方式構築による「ものづくりイノベーション」の取組

受賞者 飛田 昭夫 :他6名
所属企業等 グローリー株式会社
所在 埼玉県加須市

受賞理由

ビジョンを有し、両手が駆動可能という人型ロボットの特徴を生かし、動作の遅さを問題としない多品種少量の組立工程への適用、ハンド部の工夫により、人型ロボットの能力を最大限引き出すことに成功。 「多能工化」という形でこれまで自動化が困難とされた多品種少量組立の自動化を可能とし、今後の適用範囲の拡大、日本での生産維持への貢献に期待。

案件概要

  • 人とコンパクトなヒト型ロボットが協調し、自動化率80%、労働生産性約5倍の多品種少量生産システムを構築。
    人が無意識に行う動作を切り出して動作・制御のシナリオをつくり、それを「からくり」の思想を加えて器用な動きを可能としたハンド部や周辺機器と、ヒト型ロボットのポテンシャルを融合して実現させた。

リストへ