内閣総理大臣賞
製造・生産プロセズ部門

自動車業界のものづくりの発想を根本的に変えた製造プロセス「マツダ モノ造り革新」

受賞者 金井 誠太 :他4名
所属企業等 マツダ株式会社
所在 広島県安芸郡

受賞理由

単なるモジュール化対応を超えたマネジメントレベルでの製品付加価値の向上と、生産コスト低減の最適化。 「スカイアクティブ」の上市、ブランド訴求により、地域での雇用、国内生産の維持を可能とする「マザー機能」の発揮モデルとなった。

案件概要

  • クルマづくりのプロセスを革新することで、市場ニーズへの個別対応力とスケールメリットのトレードオフを打破し、多くの部品メーカーの協力を得て、高い技術革新とビジネス効率を実現した(開発効率化30%以上、生産設備投資改善はエンジン70%以上、車両20%以上)。一括企画を中心に、コモンアーキテクチャ構想とフレキシブル生産構想で構成される。

  • ◆一括企画
    10年スパンで販売する全商品をまとめて企画
    ◆コモンアーキテクチャ構想
    多品種を同プロセスで開発・生産できる車種共通コンセプト
    ◆フレキシブル生産構想
    生産変動を容易に吸収できる高効率な独自の生産方式
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