内閣総理大臣賞
製造・生産プロセズ部門

伝統的箔押印刷技術を応用し、装飾性や医薬用途に優れる高機能フィルム製品群を開発

受賞者 月岡 忠夫 :他1名
所属企業等 ツキオカフィルム製薬株式会社
所在 岐阜県各務原市

受賞理由

箔押で培った薄い製膜技術を基盤技術として、可食フィルムの分野で様々な用途を開発。卓越したノウハウから、米製薬メーカーとのコラボなどグローバルな連携が進んでおり、この分野におけるグローバルレベルでの特異な製膜技術を通じた差別化にも成功、シェア拡大に期待。

案件概要

  • 社業であった伝統的箔押印刷の技術と経験を駆使し、可食フィルムに純金を熱圧着した食用純金箔を開発。
    コア技術である可食フィルムを用いて、高機能可食フィルムも開発して、口中清涼剤、健康食品、化粧品等、様々な可食フィルムを製造し、国内唯一の可食フィルムメーカーへ。可食フィルムに薬剤を含有したフィルム製剤に将来性を見出し、自社開発販売にも成功。
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