第3回受賞者

内閣総理大臣賞

100ミクロンの血管縫合を可能にし、外科手術に進化をもたらす世界最小針糸を開発
顕微鏡を用いた特殊な手術に利用されるナイロン糸付極小針の開発に成功し、従来不可能であった100ミクロン程度の血管の縫合(吻合)が可能に。手術患部を小さくすることができる、乳幼児の細く柔らかい血管を縫合できる等、新たなミクロ領域での外科手術を切り拓き、心身への負担が軽く、機能を回復できる、真の「低侵襲医療」の実現に大きく寄与。

株式会社河野製作所 河野淳一さん

受賞者の声

この度は、ものづくり日本大賞を受賞させていただき、身に余る光栄です。これからの医療に微力ながらも貢献できればとの思いでチャレンジしつづけた結果を評価していただいたこと、社員一同大変な喜びと大きな責任を感じています。
これからも日本のものづくり力を世界に展開できるよう、技術の研鑽に努め、ものづくりへの挑戦を続けていきたいと思います。
私どもに大きな勇気をいただき、誠に有難うございました。

受賞者(代表) 河野 淳一(代表)、岩立 力、松本 啓介、久家 聖一、植田 仁子
所属企業等
●株式会社河野製作所
https://www.konoseisakusho.jp/
1949年創業、1964年医療用針糸の製造を開始。少量多品種、消耗品、高付加価値製品を中心としたものづくりにこだわる、開発型ベンチャー企業。
【千葉県市川市】

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