- 宇宙観測機器の製造で蓄積した技術と、「設計図は現場にあり」というあくなき探求心により、本体を医師の後方に置き医師が動きやすいよう頭上から顕微鏡を保持する、オーバーヘッド・ポジショニング手術用顕微鏡スタンドを開発。従来不可能とされた、0.05㎜から0.5㎜の太さの血管吻合を可能にする外科手術の新領域を切り開く等、多くの人命を救う。
脳神経外科は生死の境に直面する大変厳しい分野です。私は、実際に手術現場に立会い、医師や看護士の声を聞き、無から設計・製造、販売を行ってきました。これまで7種類の顕微鏡・11種類のスタンドの開発をし、アメリカ市場では約50%を占めるほどになりました。今回、ものづくり日本大賞を頂けたことは大きな喜びでありものづくりに携わる者として責任を感じています。今後も、優れた機能を持つ顕微鏡とスタンドの開発、立体視ができる内視鏡の開発に貢献していきたいと思っています。
受賞者(代表) | 中村 勝重 |
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