- 匠フレームでは、従来の鋳物や製缶構造とは全く異なる思想に基づき、一般構造用圧延鋼板を日本の伝統的な木工技術であるホゾ、ホゾ穴、クサビ、継ぎ手、ボルト、緩み止め点受け溶接といった機械的な締結手段で組立て、工作機械のベース等の大物部品を製作。鋳物フレームに比べ原価で1/5、振動減衰時間1/2、リードタイム1/15となった。また、CO2排出量1/10、工場の騒音、粉塵も軽減できるなど、環境に優しい生産方式でもある。

弊社山崎社長が掲げた「前人未到」をモットーに常に新しい技術に挑戦してきました。その成果を評価頂いての今回の受賞に感激しております。弊社レーザ加工機による高精度切断と独自のCADDAM技術を持ってこそ、新しい鋼板構造開発に成功しました。「匠フレーム」技術は多くの分野で広く応用頂けて、生産リードタイムの大幅削減、環境負荷低減に貢献するものと大いに期待しています。受賞を励みとして新しい「ものづくり」へのさらなる工夫に努めます。
受賞者(代表) | 宮川 直臣(代表)、武藤 善博、北本 哲一、古田 靖博、 伊藤 健一、吉沢 勝利、兼松 弘行 |
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所属企業等 |
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