内閣総理大臣賞
- 転写フィルムを使って写し取る方法でしかできなかった球面。曲面への印刷を、特殊印刷技術を用いることで、「直接対象物の定位置に高精度な印刷を行う技術」を開発。どのような曲面にも印刷できるこの革新的な印刷技術は、携帯電話を始め自動車の内装など幅広い分野から注目を集めている。 メガネへの印刷を始めたのが89年。以来、導電印刷技術(この技術を応用した平面アンテナの開発も)、印刷メッキ技術開発など、一貫して技術の高度化・高精度化を進めてきた。転写ボケのない正確な位置決めができる。転写紙やフィルムを作成する必要がないため小ロットの対応ができる、などの優れた特徴を持った本技術は、日本のものづくりの発想、デザインの自由度を向上させる鍵を握っている。

受賞者(代表) | 村岡 貢治(代表)、北山 雅一、近藤 和弘、竹谷 春二、村岡 右己 |
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所属企業等 |
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